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安土「本当は普通の学校に通ってもらいたかったんだけど…恭一にかけていた《封印》が切れかかっててね」
恭一は首を傾げた。
恭一「封印?」
安土「君は《魔力》が垂れ流しなんですよ。封印のおかげで微々たるもの…だったんだけど…」
安土はそう言い恭一の額に触れた。
安土「うーん、5層もあった封印が…ボロボロですねー…ユーノ様から『15歳を超えたら一つ外すよう』に言われてますしねぇ」
恭一の額に触れたまま何処の言葉か解らないが紡いでいた。
安土「《我、時の使者の導きの基、ルシファーの名を持つものの封印を解きたまえ!》」
恭一「…ぐっ!?」
体が焼けるような痛みが恭一を襲った。
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