24日(月)

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美鈴はそれを香水を並べてある棚に置いた 『ごっこ』の恋人からの、ふさわしいプレゼントだと思った きっと伸幸は何の意味も無く、美鈴に渡した物だろう だけど、美鈴には意味のある物に見えた 新しい時間を刻む時計… そう思えた 昨日までの自分を思っても、過去は変わらない 今日からの自分の時間を、後悔しない様に… (来年のこの日を、誰かと過ごせます様に…) 美鈴はブリキのウサギに、そう願った
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