†蒼い薔薇†

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 その言葉を聞いた瞬間、俺の中で何かが崩れた。     雅の云いたいことが否応なしに解るのが怖くて、俺は雅が嫌がるのを承知で強く抱き締めた。     「…っ離してっ…」  俺は離れようとする雅を押し倒し、悲鳴を上げようとする雅の唇を塞いだ。
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