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すると、突如、
僕の頭の中に、声が、
響いてくる。
怨霊(沙穂さん)の声だ…。
【先に行け…。
コイツは、私が殺す!
………、
こいつは、
私達の人生を狂わせた…
絶対に…許さない!!】
そう言い終えると、
怨霊は、
僕の体内から、
スウーッと、抜け出し、
女性の霊体ヘと、
戻っていった…。
怨霊の瞳は、
鋭い睨みを放つ。
『死ね…!』
怨霊は、そう、
冷たく言葉を吐き捨て、
そして、
前方の霊へと、飛びかかった。
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