暴力

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「最近、内藤のやつ生意気じゃない?」 「あ~それあたしも思った!勉強ができるからったさ」 「じゃぁ皆でリンチでもする?」 「でも、あいつ誰かに言わないかな?」 「大丈夫でしょ、先公に言わないかな?」 「あいつにそんな度胸ないっしょ」 「そうだね、今日の放課後、やっちゃお!」 藍が来るまでクラスの女子は藍を傷付けようと話していた。 そして 「『ん?手紙?』(放課後裏庭に来てほしい?)『またリンチでもされるのかな?』」藍は溜息をつく。 そして放課後 どん!! 「つっ…!」藍は壁にたたき付けられた。 「あんた最近生意気なんだよ!」 「そうそう、だから早く死んでくれない?」 「じゃあ、あなたたちが何処かに行けばすむことじゃないの」藍は咄嗟に反論した。 「こいつ!反論しやがった!」 「殴っちまえ!」その言葉を始めに、一気に全員がリンチを始めた。 『今は何されても抵抗は無意味だ。ここさは我慢時だ。多分私が反撃して治まっても、すぐ違う人をターゲットにするだろう、ここは我慢だ』 藍はそのままリンチを受けた。 「これから生意気言うんじゃねぇぞ!!」
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