女っけのないクリスマス

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―ピンポーン 包丁を逆手で持って隼人と健吾を脅す中、俺の家のインターホンが鳴り響いた。 家に来客なんて滅多に来ない。隼人と健吾は、それを知ってか来客が誰かと分かり目を輝かせる。 健吾「も、もしかして…?もしかしなくても…?」 隼人「…っ…秀だー!」 ―ガチャ 秀「こんにちは~遅れてごめん皆」 ドアを開け、玄関に入って来たのはケーキの箱とスーパーの袋を持った茶髪の少年。こいつは、宮城秀。同じく俺の友達。特にこの中では一番まともな奴だ。学校では爽やかな笑顔とそのルックスから女子らにかなりモテている。 +゚
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