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今日は仕事があって、外にいた。
仕事の帰りにたまたま公園の前を通ると、ベンチには人影があった。
……?
こんな時間に?
少し気になり、俺は少しずつ距離を縮める。
近づけばすぐに解る。
そこに居たのは和洋だった。
和洋は、今にも泣きそうな顔で下を向いている。
『和洋…?』
はっとしたように和洋は顔をあげ、俺を見た。
俺は和洋の横に腰を下ろし、そのまま視線を向けた。
「なんか…怖くてさ」
そう言って俺から視線を外し、また俯く。
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