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芽の後ろに立っていたのは肩まで位ある髪を結んだりしないでそのままにしたストレートヘアーの綺麗な顔立ちをした少女だった。
「アハハ、危なかしいからずっとマリア像から着いて来たけど。」
少しお腹を押さえ笑いながら話すもいまだ患部を押さえたままの芽を見て笑いが増す。
「アハハ。と、扉を開けないで、入ろうとするとは思わなかったよ。」
「…。」
芽は後ろをつけられといたとは気付なかったと驚く。少女の次の言葉と芽の姿を見てさらに笑う少女に芽は恥ずかしくなり、顔を赤くして俯いた。
芽の様子に気付いた少女は『あ、ごめん。笑いすぎたよ。』と笑いを引っ込めて謝ると芽のぶつかった患部の辺りを触り。
「痛かったね。」
優しく触りながら『痛いの飛んでいけ。』と幼児にするようにまじないをした。
「私、幼稚園じゃありません。」
と芽は抗議するも少女は『そうだね、でも少し痛くなくなるじゃない。』とニカっと笑い。
「そんなに嫌ならちょっと待ってて」
ぷぅと芽は少し拗ねるそれを見た少女は一言いうと何処かに行ってしまった。
数分して戻ってきた少女は手にハンカチを持っていた。
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