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「ねえ、お昼食べに行こうよ。」
結がそう言いだしたのは芽が荷物を片付けて、後は机の上を綺麗にするだけと一息付いた頃だった。
芽は自分の腕時計を、麗、光葉、日向子、佑貴は壁にある時計を見て時刻を確認した。
「12時過ぎ。もうそんな時間になっていたのね。」
芽は部屋に入ってから荷物の片付けをしながら、結達と話をしていた。
「そうね、行きましょう。」
芽は机の上に購入した教科書、ノート、辞典を本棚に直して椅子から立ち上がる。ふと、思い出して結を振り返る。
「あ、ねえ。結さん。」
結に呼び掛けると、先程は何処に行っていたの?、芽は部屋におらず、急いで何処から帰ってきた結に今更なんだけどと少し苦笑し聞く。
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