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次の日
莉奈は学校に行った｡
朝8時にｸﾗｽみんな(楓以外)のｹｰﾀｲが鳴った｡
みんながﾒｰﾙを見始めた｡
莉奈のとこにも届いた｡
本文
楓は実はかなりの貧乏｡
放課後誰もいない教室でゴミをあさっている｡
楓が金持ちということはみんな知ってぃるのでﾒｰﾙを見てがっかりしていた｡
『なんだよｶﾞｾﾈﾀかよ』
『誰だよこのﾈﾀ作ったの』
『うぜぇ-』
みんな口々に文句を言い始めた｡
放課後…｡
莉奈は遥香(ﾊﾙｶ)に呼び止められた｡
『ねぇ今日のﾈﾀ本当だったらやばくなぃ?』
莉奈は自分が作ったｶﾞｾﾈﾀということを知っていたので興味はなかった｡
『ねぇ教室行こうよ-』
莉奈は遥香にひっぱられて教室に行った｡
こっそりと教室を覗く遥香｡
『莉奈っ！』
名前を呼ばれて教室を見た莉奈｡
そこにはゴミをあさっている楓の姿があった｡
『…………何…こ‥れ｡』
莉奈はつぶやいた｡
遥香はおもわずゴミをあさっている楓の写ﾒを撮った｡
楓は気付いていない｡
その写ﾒはｸﾗｽ全員に送られた｡
莉奈は何が起こっているのかﾊﾟﾆｯｸになった｡
そぅいえば…一斉送信で送られてくるﾈﾀに今まで嘘のﾈﾀはなかった｡
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