878人が本棚に入れています
本棚に追加
天空に浮ぶ美しい月…
こちらには、月の他に数々の建物の光が辺りを照していた。
「お、今日は満月か…綺麗だな~」
空に浮かぶ月を見上げながら紅い髪の少年が呟いた。
少年の名前は、紅月蒼夜…そう、この物語の主人公である。
そして、右隣りには…
「そうよね~本当に綺麗~」
蒼夜の幼馴染み…橘いつきがうっとりした顔で月を見ていた。
更に左隣りには…
「はいっ♪こちらの世界の月もとても綺麗にですね♪」
蒼夜達とは別世界…異世界インフェルシアからやって来た少女…ミル=インシアが上機嫌で答えた。
三人は横一列になってそんな事を話しながら歩いていた。
最初のコメントを投稿しよう!