第一章【悪魔と少女】

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何故三人がこんな夜に歩いているかと言うと… 蒼夜達は二年生になっての初めての定期試験を終え久しぶりに羽を伸ばしていた。 そして、いつの間にか夜遅くなってしまい、今最後のお楽しみの場に向かおうと歩いていた。 「そう言えば、ミル今日のテストどうだった?」 歩きながら蒼夜はミルに今日の出来を聞いた。 「はい、いつきさんに教えて貰ったのでしっかり出来ましたよ♪いつきさん、とっても教えるのが上手なんですよ」 上機嫌でミルは答えた。 それもそうだ…いつきは蒼夜達の通う学園で五本指に入るほどの頭の良さを持っている。更にいつきの勉強の教え方が上手いのも実際に教えて貰った蒼夜自身が良く知っている事である。
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