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「そんな事無いよ、ミルだって物凄い理解力が有るから教えるこっちも楽しくなっちゃったよ♪」
少し照れながらいつきは答えた。
「そう言う蒼夜はどうだったのよ?今回私教えて無いし」
いつきが蒼夜に尋ねる。
「ふっ…甘く見るなよ!お前に教わらなくてもなぁ………」
「じゃあもう教えない」
「ごめんなさい!教えて下さい!」
わずか数秒で蒼夜の強気な発言は崩れさった…
「はぁ~で、どうだったの?」
呆れながら溜め息混じりにいつきは蒼夜に尋ねた。
「いやね、物理と国語は何とかやれたんだよ!英語と歴史と数学が…ね…ちょっと…」
肩を落とし指先をチョンチョンとしながら蒼夜は答えた。
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