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「分かったわよ…次は私が教えて上げるから挽回しなさいよ」
その様子を見るに見兼ねたいつきは蒼夜に言った。
「いつき~ありがとう!」
蒼夜はいつきの手を両手で握りながら言った。
「全くもう…蒼夜はやれば出来るのに何でやらないのかな~?…いつまで手握ってんのよ…」
「あ…ああ、ごめんごめん」
そう言われ蒼夜はパッと手を放した。
「あんたも少しはミルを見習いなさいよね!ミル、今回の出来は結構上位狙えるからね!」
いつきはミルの肩を持ちながら言った。
「いえ!今回はいつきさんが教えてくれたから出来たまでで、私の実力では…」
あくまで自分を高く評価せず謙虚に答えるミルであった。
「ミルもここに来て一ヶ月ぐらい経って結構馴染んだよな…」
その様子を見ていた蒼夜が呟く。
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