第一章【悪魔と少女】

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「そうよね~ミルが来た時、本当にビックリしちゃったわ!」 いつきがウンウンと頷きながら言った。 「ふふふ、私もどうにかして行けないかなと思いまして、向こうの人に無理を言って送って貰いましたから♪」 笑顔でミルは答えた。 ミルがこの世界に来てから一ヶ月…いきなりの訪問に驚いたが今、ミルはいつきの家で二人暮らしだ。元々一人暮らしだったいつきは喜んで受け入れた… 蒼夜の家に住むと言う案もあったが…いつきが断固拒否した。 まぁ…理由については分かると思うので以下省略… 「でもさ…ミル何でこっちの世界に来ようなんて思ったんだ?」 今まで気付かなかったがそんな当たり前の質問を蒼夜はミルに問掛けた。 「えっ!そ、それは…その…蒼夜さんの……事が…」 少し顔を赤くしながらミルは答える。
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