第一章【悪魔と少女】

8/25
前へ
/947ページ
次へ
「いつきさんもでしたか♪実は…私も初めてなんですよ…」 いつきの様子を見ながら安心した様にミルが言った。 「え!そうだったの?」 「はい、本で読んだ事はあるので…知識だけは…有ります…」 「でも、実際…少し怖いですよね…本にも体験談とか載ってましたけど…不安です」 (ミル…一体どんな本を読んでいたんだ…気になる…) 二人は同時に思った。 「まぁ…心配するなよ!俺も初めてだけど、しっかり二人をリードしてやるからさ♪」 蒼夜が笑顔で親指を立てながら自信満々で言った。 「はいっ♪頼りにしてます」 「じゃあ、しっかりとリードしなさいよ!」 「ああ、任せとけよ♪」 そう言いながら三人は建物の中に入っていった…
/947ページ

最初のコメントを投稿しよう!

878人が本棚に入れています
本棚に追加