序章【迫り来る脅威】

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その夜は空気が澄んでおり天空に浮ぶ月が何よりも美しかった… 周りに光は無くその月の光だけで辺りは照らされていた。 そんな薄暗い森の中にひっそりと一つの建物が有った。 一見平凡に見える建物だが、それは見掛けだけでその地下には想像も出来ない機械の数々が有った。 ピピピ…カタカタカタ…ウィーウィー その地下では数々の機械達が動き何やら作業をしていた。 その様子を別室で意味不明な数字が次々と流れるモニターを見つめる一人の白衣を着た老人がニヤニヤと不適な笑みを浮かべていた。 その部屋に光は無くモニターの光のみが照されその光に照され老人の顔は更に不気味だった…
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