序章【迫り来る脅威】

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「クックック…いよいよだ…やっと完全な形で完成する…」 モニターを見ながら老人はそう呟いた… ウィーン… すると、老人の後ろのドアが開き一人の黒いスーツを纏った青年らしき人物が中に入って来た。 「調整は終わったか?」 青年は老人に言った。 「ええ…今すべてが完了しました…」 老人が青年に手を揉みながら丁重に答える。 「そうか…なら良い、後この研究に関わった奴はすべて始末したか?」 「はい、完成体の実験として全員あの世に送りました…クックック」 不気味に老人は答えた。
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