序章【迫り来る脅威】

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老人は顔色一つ変えない青年に少し恐怖感を植え付けられた。 「くっ!これで貴方とお別れです!」 ………タァーン!! 室内に乾いた音が響く…そして、しばらく静寂が包む。 「あ…ああ…」 銃口を向け青年に銃弾を放った老人の口から言葉にならない声が漏れる… 放たれた銃弾は真直ぐ青年の顔に当たっているはずだった… だが、銃弾は青年の顔の数センチ手前でピタリと止まっていた。 一時停止でもしたかの様に銃弾は下に落ちる事無く止まっていた。
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