願い事

6/8
前へ
/43ページ
次へ
「なるほど。だが、その涙にはまだ理由がありそうじゃな」 僕は頷いて、おじいさんを見た。 頼むのを忘れてた事以上に、悲しい理由。 それは… 「僕ね、ゆっぴぃの言いたい事や気持ちは、本当に分かるんだ!でも…ゆっぴぃがサンタさんに何をお願いしたいのか…分からなかった。だから、もうお菓子でいいやって…」 おじいさんは泣いてる僕の頭を撫でながら、こう言ったんだ。
/43ページ

最初のコメントを投稿しよう!

210人が本棚に入れています
本棚に追加