願い事
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「なるほど。だが、その涙にはまだ理由がありそうじゃな」 僕は頷いて、おじいさんを見た。 頼むのを忘れてた事以上に、悲しい理由。 それは… 「僕ね、ゆっぴぃの言いたい事や気持ちは、本当に分かるんだ!でも…ゆっぴぃがサンタさんに何をお願いしたいのか…分からなかった。だから、もうお菓子でいいやって…」 おじいさんは泣いてる僕の頭を撫でながら、こう言ったんだ。
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