[第2章]少女

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勇人は走った。息がはずむ。たった50mという秒速の世界がこんなにもきついのか。疑問が浮かびあがってくる。 (くっ…、苦しい…。) ゴールはもう目の前だった。しかし…。 「勇人!!?」 智也は叫んだ。勇人は倒れたのだ。どよめきがはしった。
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