アンパンマン「俺の頭、脳とか脳髄とかいろいろあるけど……食う?」

2/4
前へ
/200ページ
次へ
すっかり日も落ち、夕方です。もう学校も終わったかなぁー? 凪沙……大丈夫かな? あたしは凪沙の心配をしながら、凪沙の家にあったレトロゲームを楽しんでおります。うはwwwwwwwwwwスーファミのロックマンとかシビアすぎんだろwwwwwwwwwwティウンティウンwwwwwwwwwwシグマ強すぎwwwwww第二形態とか許してくださいwwwwwwwwww あたしがリビングのテレビに正座して向かっていると、インタホーンが鳴りました。 あっ凪沙だ!! あたしはコントローラーをソファーに投げ捨てて、玄関までひとっ飛びします。 玄関の鍵を急いで開けると、そこには頭に包帯を巻いた凪沙が鞄を抱えて立っていました。あたしはその姿にたいそう驚く訳です。 「凪沙!? あいつらにやられたのか!? 」 あたしがあたふた言うと、凪沙は笑いながら首を横に振りました。 「決着つけてきた! メリー、あたし変われたよ」 そう言って笑う、凪沙の笑顔は今までみたことのない程純粋で無垢で可愛い笑顔で(ガッキー程ではない) 全部のわだかまりとかモヤモヤが消え去ったような、あたしが一番見たかった笑顔がそこにありました。 「良かった、凪沙。今日1日凪沙のこと考えてたから……何も手付かずでさ」 ロックマンとあなたの部屋には手がつきましたwwwwwwwwww本当にありがとうございますwwwwwwwwwwwww 「ありがとうメリー。そうだ、一緒お風呂入ろ? 私もうベタベタでさー」 凪沙はそう言いながら、靴を脱いで自分の部屋へと向かいました。 凪沙とお風呂か……。 フフフ……悪くない。
/200ページ

最初のコメントを投稿しよう!

55535人が本棚に入れています
本棚に追加