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さて、自らの力を過信するルシファーは仲間の天使を次々に誘惑する。
もともと、最高位にいた熾天使のトップであったルシファーの言葉に多くの天使が戸惑い、大混乱ヘと発展。
天使の3分の1とも、半分とも言える大勢力となった。
ルシファー軍はついに絶対神に戦いを挑む。
もちろん、ルシファーに惑わされなかった天使もいる。
筆頭が、かの大天使ミカエルである。彼等は絶対神のもとにルシファーたちに立ち向かう。
「さて、天で戦いが起こった。ミカエルとその使いたちが竜に戦いを挑んだのである。竜とその使いたちも応戦した。」
(ヨハネの黙示緑)
ここでいう竜が堕天使ルシファーである。
しかし、相手は絶対神である。いくらルシファーといっても、所詮は天使。勝ち目はない。
戦いは反乱軍の決定的な敗北で幕を閉じる。
破れた堕天使たちへの絶対神の処罰は厳しかった。
「あぁ、お前は天からおちた。明けの明星、曙の子よ、お前は地になげおとされた。もろもろの国を倒した者よ」
(イザヤ書)
明けの明星、曙の子はかつて光の天使ルシフェルの事をしめす。
が、もはやルシファーは光の天使ではない
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