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…何で海斗が居るの?
何で?
「心配した昨日✉シカトしやがって…。
入って良い?」
あたしの返事を聞かずに海斗はズカズ゙カとあたしの家にはいってきた
「ちょっと‼海斗‼
…っ‼出てってよ‼‼」
あたしは今まで生きてきた中で一番大きい声で叫んだ
くるっと海斗があたしの方を向く
「彼女居るくせに…
よくこんなこと出来るね…
最低だよ‼」
「那美…。」海斗がだんだんあたしに近付いてきた
来ないで…来ないで…今あなたに来られたら…
あたし…
そんなこともしらずに海斗は目の前まできた。
「目…腫れてるね。
俺のせいで…泣いたんだよね。」
そういって優しくあたしの目を指先でなぞる。
パシッ‼
「やめて‼なんで…こんなことするの?
…彼女居るくせに…」
そう言った瞬間
グイッ
あたしは海斗に引き寄せられてすっぽり海斗の胸の中に収まった。
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