プロローグ

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「あのさ・・・」 劉が頭をかきながら恥ずかしそうに言ってくる。 「夏休みにメールや電話していい?」 「・・・?どうしたの急に」 今までも劉とは普通にメールしてた。 あえて聞いてくるなんてどうしたんだろう? 「いい?」 また聞いてきた。 「・・・?別にいいけど?」 「よかった♪今日一緒に帰らん?」 劉の嬉しそうな顔に 私は真っ赤になってしまった。 「・・・うん」 私の顔が赤い事び気がつかないように したを向いて答える。 「じゃあ行こう!」 劉は問題集を閉じ 私のカバンを片手に持った。 「ちょっ・・!カバン自分で持つから・・・」 慌ててたちあがる。 「おれがもつ。早く行こう♪」 すごく嬉しそうな劉。 手を引っ張られ 結果、手をつないで 劉を夕暮れの道を帰った。
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