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ママの部屋をノックしました
応えが無かったのでドアを開けて中に入ろうとしました
「ビル! 何をしてるの!」
ビルは雷に打たれたように全ての動きが止まってしまいました。
ビルはあんなに恐ろしいママを
初めてみました。
「何もしてないよ。
ナッちゃんに会いにきたんだよ」
「ナッちゃんは今寝てるから‥」
もとのママにもどってました。
『ナッちゃんに会えるのは夕飯の時だけなんだ。
それ以外の時間は絶対会えないいんだ』
ビルは心の中でつぶやきました。
その日以来
ママはナンシーに目が向いて
ビルがナンシーに近づくのをとがめる以外にはビルには関心が無くなりました。
パパもビルとの時間はまったく持とうとはしませんでした。
ビルが夕飯の時に話し掛けても
パパもママも上の空でした。
ビルは何もしゃべらなくなりました。
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