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ビルのママは帰ってきたのに
「ただいま」も 言わないビルの様子を不思議におもいました。
「ビル、何があったの?」ママが聞いても答えはかえってきませんでした。
「ビル、どうした…しゃべってくれなくては分からないよ。ママも心配してるぞ」
パパが聞いても返事はありません。
ビルのパパとママが理由を知ったの数日後のことでした。
その日の午後、パパとママはビルが生まれた日の事やどれほどビルを愛しているのかを話しました。
「僕は本当にパパとママの子供なんだね」
「そうだよ。間違いなくパパとママの最愛の子供だよ」
「君がパパとママの子供だという事は街の大人の誰もがしってるよ」
ビルはホッとしました。
そして、うれしくなりました。
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