即興詩

疲れた人へ

滔々と降り積もる雪
すべてのものを白いベールで覆うように
貴方は癒されない胸の傷跡を隠していた
誰にも悟られまいと
何も無かったような顔して歩き出す
そんな毎日が当り前だと思っていたんだね

もう羽を降ろして
ここで休みなさい
私のもとで癒してあげる
ほら 笑顔が素敵だよ