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私の名前は 大上 神、皆からは『しん』と呼ばれている
あれは10年も前の話である
時は小学生。場所は 南小学校という。
そこに一人の少年 しんがいました。 彼は 皆から好かれる いわゆる人気物です
しんは、いつものように外で遊んでいると いじめられてる 『さく』を見つけました
いつもなら 見てみるふりをするんですが この時は 泣いている さくをみて
『こっちで一緒に遊ぶか』と誘って イジメをやめさせました
でも、この一言が 天から どん底に落ちてしまうなんて 思ってもいなかった事でしょう
その次の日、みんなから
『さくを助けたやつがきた~』と言われイジメが始まる事に
もうサイヤクでした、なぜ俺が、と
だが 落ち込んでいる僕とはうらはらに 『さく』は いつものように 笑顔で笑っています
なぜ あんまに笑えるんだろうと不思議でたまりません。 こんなに哀しいはずなのに
だから、わたしもあいつのように負けない事を決心しました
時は立ち イジメが始まってから一ヶ月が立とうとしていました。 いつものように石を顔に当てられたり、意味もなく殴られたり、ある時は夜中に呼ばれて学校内に閉じ込められたこともありました
そんな毎日を繰り返してた ある日。
さくが こんな事を私に話しかけてきました
『俺はあいつらにイジメられている気持ちを分からせてやろうと思う』と大きな声で言いました。 こいつは 人前ではあんまり声は出さない方なんですが この時は 何かが違いました
でも しんには理解出来ない言葉でした
でも、はっきり分かった事があります
それは 『ふくしゅう』です
だから 私は
『分かった』と一言い、二人はイジメっ子に 復讐をちかうのです
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