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シャン シャン シャン シャン
窓から鈴音が聞こえたかと思うとそりをひいたトナカイ(手の平サイズ)がやってきた。
「ね、私がサンタだって信じたでしょ?」
オレは、この状況を整理することに精一杯で、黙りこんでしまった。
「大丈夫?顔色悪いわよ?」
どうなってんだ。
「自己紹介していなかったわね。私の名前は
『サンタ・イウ゛・クロース』
イウ゛でいいわ。」
よろしく。
冷静に会話する。
オレを受け入れてくれるならなんだって良かった。
で、なんでオレのところに?
「さぁ、トナカイがここに連れてきたから、よっぽど信じる気持ちが強かったんじゃない?」
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