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何を言っているんだ?コイツは…?
いきなり現れていきなりそんな事言って…
「よく…わからない。本当か?」
「リーダーのクロウの父、英雄ドウガ・セブルス。サクヤの父の最強の剣士ヒツヤ・コールド。そして母、雷神のトキ・ライダ。で、オレの父、策士シンイチ・キャルド。母が写し術のコウ・ケツジョウ。」
「俺の親父に仲間がいるなんて、そんなこと知らないぞ。」
確かに父はグループのリーダーだったとは聞いたが…
仲間がいたとしても、その子供が皆同じ日に初めて出会うなんて、そんな偶然ありえないだろ。
「本当だって。」
サクヤはタイトに、あの拒絶したような目を向け、尋ねた。
「結局のところ、何が言いたい?」
「オレに力を貸してほしい。」「「断る。」」
即答。
同じ事を思っていたのか、うまい具合にサクヤとハモった。
というか、力を貸すなんて真っ平ごめんだ。俺は友達とか、仲間とか、そういうのが大嫌いなんだ。
仲間なんて…自然と握り拳に力が入る。
「そ、そりゃ悲しいなぁ…(しかも声あわせて…)だけど、お前らは強い。お前らが手を貸してくれれば「俺は自分のために戦ってる。これからだってそのつもりだ。」
俺は話しを遮って言った。
「私は人と関わるのが嫌いなので断ります。」
サクヤも続いて言う。
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