第一章『俺の始まりの日』

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入学式が終わり、教室にきた。 そして席についてぼーっとしていたのだが…   「ねぇねぇ!君ってあの、クロウ・セブルスだよね?」 「凄い!よろしくね!」   案の定、クラスに着いたら騒がれた。 自己紹介とかなんとか言って、名前とか名乗られても一々覚えてられないから。   適当に相手をしてたぶらかし、やっと周りに集まらなくなった頃に気付いた。 隣の席の黒髪の女…朝にいた女だ…。 クラスも同じで席も隣とは…。 まあ、関わらなければいいか。   しかし俺、コイツになんかしたか…?知り合いだったかな? 嫌いだからあんな目向けてきたのか…?   ガラッ!   そんなこんなで担任が教室に来た。 うるさかったクラスも静かになった。     ――――――――――――――
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