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「刺吐死ッ!早く起きなさいッ!」
母の声が俺の部屋にまで響く。
「…朝か」
俺は重い体を起こし、カーテンを開けた。眩い光が部屋に差し込む。窓を開けると小鳥の鳴き声がした。
「今日から初勤務か…」
俺の名は前原 刺吐死(まえばら さとし)
この間、地元の聖ドアラ学園(高等学校)を晴れて卒業し、PSM(Police Special Monsters = 怪物専門特殊警察署)に就職した。今日が初の勤務となる。
「刺吐死ッ!早く朝飯食べなさい!」
「はいはーい」
俺はリビングへと下りて行った。
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