私の心

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そこには、 青空が広がっていた。 そう、 此所は、屋上。 保健室は、嫌いだから…。 人付き合い苦手なあたしは、 誰も居ない屋上が好きだった。 それに、外の新鮮の空気も吸える。 今は、秋。 でも、まだ夏の暑さが残っていて少し暑い。 あたしは、寝転がった。 雲一つもない空は、 あたしに対しての嫌味なのか。 もう…、 二重人格するのも疲れた…。 だけど… っ……! 昔の映像が頭の中を駆巡る。 イヤな… あたしがこうなった原因の……。 ヤメテやめて…ヤメテ… 一度流れ出した映像は止まる事を知らない。 あたしは、 起き上がって蹲った。 頭が痛い。 助けて… タスケテヨ… ーーーーー ーー … 『ぉっ…、おいっ!!大丈夫か??』 誰?? 視界がぼんやりする。 泣いているのかな… 誰かがあたしを揺すっている。 「っ…。タスケテ…」 あたしは、 気が付けば その人に助けを求めてた。 その人は、“大丈夫だよ”って言って優しく抱き締めてくれた。 あぁ、 こんなあたしだったら… 捨てられてるね…。 あたしは、 気分が悪くなり、 目を瞑った。 .
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