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20XX年12月、寒さも本格的に勢いを増して来たある一日。裕樹は自宅であるマンションの一室で過ごしていた。
その日は弱いながらも雪が降っていて、外気は凍えるように寒々しい。
こんな日に街へ繰り出し、友人と遊ぶ気になんてとてもなれなかった。
自分しか存在していない部屋に何もせず篭もっていても気が滅入るもの。
気休め程度にはなるだろう、パソコンの電源を入れ、何かさがしている訳でも無いがインターネットに接続してみた。
画面にはすぐにトップヘージが表示され、適当にクリックして見てみる。
たがすぐに見飽きてしまう事も容易に考えついた。
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