†ｲﾉｾﾝﾄ ｵﾌﾞ ﾃﾞｽﾃｨﾆｰ†

いにしえの魔獣

二人は首を傾げ再び魔物に縄袋を被せた。

【キャア!!!】

魔物の叫び声に戦っていたｻｸﾗが反応する。

『ちょっと貴方達何やってんのよ!!』

捕まった魔物の姿を見て青年達の方に向くｻｸﾗ。
すると後ろからｼｬｰｸｿﾞﾝﾋﾞの容赦ない鋭い攻撃がｻｸﾗの背後から襲う。

【ちょっ!?何敵に背中見せてんのよ馬鹿!!!】
『えっ!?…💥ｷｬｧｧ!!!』

気付いた時には遅く、ｼｬｰｸｿﾞﾝﾋﾞの攻撃がｻｸﾗに直撃し、ｻｸﾗが飛ばされた。

『うわっ!!』

飛ばされた方向にちょうど、ﾙｰｶﾞがいて飛ばされたﾙｰｶﾞがｻｸﾗを受け止める形になった。

『痛い…』
『いって～……お前馬鹿か!!』

ﾙｰｶﾞが飛ばされて来たｻｸﾗに、怒鳴るとそれを魔物が静止させた。