†宵ーyoiー

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叫ぶ母親の顔が今でも思い浮かぶ。 “その日”は突然やってきた。俺と憂はいつもの様に身体を重ねていた…。俺は憂を求め、憂は俺を求めて…。 両親は普段、俺達の部屋まで入って来ることはなかったが、その日に限っては違った…。 「…母…さん…」 憂の部屋で身体を重ねていた俺達は、あまりの驚きに言葉を失った。 「-…あなた達…何してるのっ!?」 部屋の前で立ち尽くすのは、俺達の母親だった…。
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