†鎖ーkusariー

3/4
前へ
/40ページ
次へ
…俺達双子は…互いに愛し合っている“禁断の鎖”に縛られていることだ……。 「…か…いっ……」 掠れた声で俺を呼ぶのは、叶家双子の兄“憂斗”。俺の最愛の人…。 憂は細い腕で俺にすがってくる。俺…叶家双子の弟“海斗”は、すがりつく憂にとてつもなく弱い。 「…憂、そんなに俺が欲しいの…?」 俺は憂の耳元でそっと呟く。憂はとろとろに溶かされた自分のそれを、俺に見せるように開いた。 「…海っ…ねぇ…い…れて…」 俺は憂の望むまま、自分の猛だったそれを憂の内に侵入させた。
/40ページ

最初のコメントを投稿しよう!

412人が本棚に入れています
本棚に追加