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優衣は震えていた…だがそれが優衣の震えなのか、僕の手の震えなのか…分からなかった。
『一也…』
僕は一也に話しかけた。一也は黙って聞いている。
『もしかして…連れて行かれた大人は全員…あんなんになるのか?』
と聞いた。
『分からない…エクステンドの存在を知ったのは俺も数時間前だからな…ただあの工場では何かが起こっているのは事実だ。』
僕はこの時ほど一也がしっかりしている…頼りになると思わなかった。
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