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「お疲れーっす」
「お疲れ~」
部活も終わり、グランド整備が終わった部員達は次々に部室へと戻って行く
「お疲れ様です」
新はいつもの様に笑顔で挨拶をしてくれる
ふ、と今日みた雲の事を思い出した
『昔には、戻れない』
「…ぉ…かれ」
ふいに声が小さくなってしまった
態度悪くしちゃったな…
…やっぱり新が気になる
…まだ好きだよ
あたしは、一体君の何なのでしょう…
あたしは新を拒んだ
好きだと言ってくれたのに…
だからあたしから近づいちゃいけないんだ
自分勝手な先輩だよね…
あたしはため息を吐きながら洗い物に集中した
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