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「あははははははは!
お腹痛いよ~!
こんなに笑ったのって何百年ぶりかしら。」
ミリィが、涙を流しながら笑っている。
そりゃもう、遠慮の欠片もなく笑い続けている。
結局、トウヤがフリーズしている間にミリィが追加の説明(作り話)をしてその場は終わり。
今はミリィの能力検査のためにトレーニングルームへと移動中である。
バルゴ隊長が、ミリィの能力を知りたいと言って、ルナに連絡していた。
能力検査をすると言うことは、間違いなく入隊テストだろう…。
どうやらバルゴ隊長は、ミリィの能力が高いと見ているようだ。
ミリィが即戦力に成りうると見抜いたのだろう。
流石に隊長なだけはある。
人の力を見抜くことに長けている。
そんな訳で、ミリィは能力検査を受けた後、正式にカエンのメンバーになるだろう。
何と言ってもミリィはドラゴンなのだ。
どんな人間よりも強いことに間違いはない。
案の定、ミリィは能力検査でダントツの能力測定値を叩き出した。
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