ミリィの初任務

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ミリィの初任務

カエン本部で、私はトウヤ以外とも話をした。 でも元々、人(?)見知りするせいで、あまり話せなかった。 そこまで考えた時、トウヤってどうして、あんなに皆と話が出来るんだろうって…不思議だった。 私と初めて出会った時も、トウヤってなれなれしかった。 だから、皆が意識してしまうってことを、トウヤが全然気付かないのが悪いのよ。 何だか、同じ女の子として、棗が可哀想で…トウヤに対して…こう…イライラと…。 「ミリィさん? 何でお前まで、俺を睨みながら近付いてくるんだ?」 「え~っと。 何だか、貴方にイライラしちゃって…」 「待て待て!待って! 何か変じゃないかな? どうしてイライラするのかな~? ミリィさん? さっきまで何も話して無かったでしょ? それどころか、何か映画見て笑ってたじゃないか! 訳が分からな…ヘブウウ!」 「アハハ! 殴ったら気分すっきりした~!」image=139950991.jpg
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