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ミリィの初任務
カエン本部で、私はトウヤ以外とも話をした。
でも元々、人(?)見知りするせいで、あまり話せなかった。
そこまで考えた時、トウヤってどうして、あんなに皆と話が出来るんだろうって…不思議だった。
私と初めて出会った時も、トウヤってなれなれしかった。
だから、皆が意識してしまうってことを、トウヤが全然気付かないのが悪いのよ。
何だか、同じ女の子として、棗が可哀想で…トウヤに対して…こう…イライラと…。
「ミリィさん?
何でお前まで、俺を睨みながら近付いてくるんだ?」
「え~っと。
何だか、貴方にイライラしちゃって…」
「待て待て!待って!
何か変じゃないかな?
どうしてイライラするのかな~?
ミリィさん?
さっきまで何も話して無かったでしょ?
それどころか、何か映画見て笑ってたじゃないか!
訳が分からな…ヘブウウ!」
「アハハ!
殴ったら気分すっきりした~!」
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