助けて…未来

あれから （私)

支度をして 学校に向かう。

着くと 私はすぐには車から出なかった。

足がすくむ…気持ち悪い…

誰かいる？
見つかったら また…

っていろんな気持ちが 混じった。

母は私の手をひいて 下駄箱に行った。

久しぶりに見た自分の下駄箱。

上履きの中には ゴミが入ってた…

“もう嫌だ…帰りたい…”
って思った。
しかし 母が声をかけてくれて 私はゴミを上履きからだして なにもないように 履いた。
カウンセリング室。
こんな所があったんだ…って思った。
母がﾉｯｸすると中から 優しいおばさんが出てきて 私を見るなり「中に入って」って言ってきた。