助けて…未来

あれから （私)

「ミルクがほしい…」

ある日 私はＴ先生に はじめて
ミルクを要求した。

私はコーヒーにミルク二杯は最低いれるから。
Ｔ先生は 笑顔で 追加のミルクをくれた。

私はミルク入れて はじめて Ｔ先生がいれてくれたコーヒーを飲んだ。

「美味しい？」
「うん…」

こんな 詰まらない会話。
でも Ｔ先生を見たら 何故か笑顔でいた。
「はじめて まともな 会話したかも。嬉しいよ。ありがとう」

まただ…
「ありがとう…」

私も悪い気分には やっぱりならなかった。

それからＴ先生とは たわいもない会話を
たくさんした

「天気がいいね」とか
「おなかすいた」とか…

けど なにがあったか話す気には なれなかった