第二章

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「日高さん。」   その声についビクッとしてしまった。顔をあげると、そこには仁志が立っていた。   「同じ役員だね。でも俺たちの役って期間限定みたいなものだから、他のよりは楽じゃない?よろしく!」 「よ、よろしく。」   そう言うと、仁志はそのまま教室を出て行った。     これが私と仁志の最初の会話。  
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