第二章

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「やっぱりここだったんだ。」   コーラを飲みながら振り向くと、そこには仁志が立っていた。   「次のLHRの打ち合わせしたかったんだ。前にここで見かけたから、もしかしたらと思って。」   何でここが?ここは隠れ家みたいな所にあるのに。   「じゃ、あたしはこれで。ごゆっくり~。」   そう言って朱音が出ていく。犯人は朱音だな。   「今日は参ったね。どうしようか?」 「みんなが何か考えてくれるといいけど…。」   私達は今更ながら、くじ運を恨んだ。  
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