第二章

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「いろんな袋ラーメンがあって、お客さんは自分の好きな銘柄と具を選べるの。私達は銘柄は5種類くらいにして、具も限定したらコストは抑えられると思うの。どう?」 「どうって言われてもなあ…。」   ふと周りを見渡すと、皆、面白そうに話し出している。   「ちょ、ちょっと?みんな、それでいいわけ?」   すると口々に、   「いいじゃん、面白そう。」 「ラーメン屋なんてなかなか経験出来ないぜ?」 「さんせーい。」   と、言い出した。   という訳で、うちのクラスは『ラーメンたちばな』を文化祭で開店する事に。   ちなみにたちばなは、担任の立花先生の名前ね(笑)  
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