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「この前の返事だけど…。」
私は仁志の背中を見ながら言った。
仁志はゆっくり振り返りこちらを見ている。
「和泉君に告白されて嬉しかった。私も和泉君の事、好きだったから。」
「日高さん…。」
「私、文化祭まで待てない!だからよろしく!」
私は手を差し出した。するとニコッと笑って、仁志は握手してきた。
「こちらこそよろしく!ありがとう!」
そして私達は自転車をおしながら、また歩き出した。
「文化祭、成功させようね!」
「うん!」
さあ、夏休みが始まる。忙しくなりそう!
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