第三章

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「…?」   気がつくと仁志も横で寝ていた。休憩が同じだったみたい。   「仁志!?」 「ん…?ああ、寝ちまった。」 「何で…ここに?」 「伊織を探してたんだ。一緒に見て回ろうって誘おうと思って。でも寝てたから起こせなかった。」 「で、一緒に寝てたの?」   私はおかしくなって、笑ってしまった。   「さ、戻ろっか!」 「うん!」   2人で手をつないで戻ったら、クラスのみんなが笑顔で迎えてくれた。バレてたのかな?  
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