第三章

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「実はあたしも付き合いだしたんだ。」 「えっ?うそー!誰?」 「戸田山法仁。」 「マジで?」   戸田山法仁は同じクラスでお寺の息子。ちなみに仁志と同じ剣道部。   「どっちから告白したの?」 「あたし。まあいいじゃん、そのへんは。」 「おめでと、朱音。」 「サンキュ。」   私達は2人だけで小さく乾杯した。よかったね、朱音。  
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